先日、あるお店で盗難がありました。店主さまは、作家が魂込めてつくった作品にこんなことをされたということにとても心を痛めておられます。
その作品が欲しくてお金がないからこっそり持ち帰るというより(これも許されませんが)、転売目的のことが多いようです(10億歩譲ってちゃんとお金を出すべきですし、そもそも売りたいならちゃんと店なり何なりを作って販売したいのですがと作家に依頼し、winwinな関係にするべきだと思います。つまりそれは店舗さまがしてくださっていることであり、盗難による転売は責任を放棄した行為)。また、「見るからにあやしい」人ではないこと、複数であることも多いです。このようなことは本当にかなしい。それでもいろんな人がいるのだから対策はするしかないのです。
幸いにもカメラに顔が写っており被害届も出されています。どうか作品を返していただきたいです。アイデアを考える時間、試行錯誤の時間、制作の時間、材料費を始めとするすべてのコスト、晴れ舞台を用意して接客してくださる店舗さま、そして魂への対価は払って然るべきものです。(どの作品が盗難にあったかは明言されておりませんので、ヒロタの話、というわけではありません)
クリエイターのイベントでもしばしばこういうことは起こっていて、皆さん独自で防犯対策をしていらっしゃるようです。証拠(画像)が大切ですので、活動されている方が見てくださっていましたらどうぞお気をつけくださいね。
そして、「作品が何か」をご理解してくださる店舗さまや企業の方々とお仕事ができていること、温かいお客さまに支えられていることをあらためて幸せに思いました。また、ここまで偉そうに書いている内容と矛盾するようですが、ご厚意で活動をサポートしてくださる方々もいらっしゃいます。関わってくださる皆さま、本当にありがとうございます。
※今回のblogは、ヒロタ個人の意思で書いているものです。そのことをご承知いただけますようよろしくお願い申し上げます。
一通りプンスカして、感謝の気持ちを持てたところで、制作に戻ります〜。