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ヒロタが綴る日々の出来事

no title

2010.11/11



お知らせ更新しています。
原田晴子さんの個展に、テーブルウェアで参加させて頂きます。

プードルみたいなカーペット。ボア付きのコート。生姜を沢山入れたミルクティ。毛布に挟まれて眠る。フェルト作業にお湯を使うようになる。山歩き用の分厚い靴下を新調する。マフラー。厚着が好き。たばこを吸うときは、ストールに包まってベランダで。もうすぐ「あかつき」が到着する金星を眺めつつ。流星群は今週だっけ?ハーゲンダッツの期間限定パンプキン。冬だから、作品のオーダーがふえてくる。心の雫は落ちて溜まらず空中浮遊。そんな季節がやってきた。

体力がついて来たので、ハイキングに行きたいと思い、何を揃えたらいいかなと本を買ってみるも、上着ひとつとってもいろんな種類があって、ひとつひとつ説明はされていてもよくわからない。雑誌は、いろんなアイテムを載せて、雑誌や、掲載された商品が売れなくちゃいけない。でもきっと、こんなにたくさんの装備はいらないはず。ハイキングウェアは、どれもけっこう高くて、全部本の言う通りに揃えると結構なお金がかかる。ハードな登山をするには必要なのだろうが・・・。私は贅沢のできる身分ではないので、でもいろいろと人生を楽しみたいので、コストを抑えつつどうやって楽しむかを考える。

お金のこと。作品の金額についてもいつも考える。「がんばれば手が届く金額、あまり高すぎず、でも生活していかないとならないから、自分が赤字にならないように」をモットーにしているが、最近は「安い」という言葉をよく聞く。主に店舗の方々から。私は、最近のものは何もかも、過度に高すぎる傾向がある気がしている。もちろん良心的なものもあるけれど。多少こちらがくるしくとも、買いやすい価格にしていたいという私は、きっと商売下手なのだろう。

先日、ハイキング兼普段の自転車移動にも着られる上着を探しに、とあるアウトドア専門店へ行った。気に入ったものが見つかったが、試着してみるとMサイズでは大きい。Sサイズはないかと訪ねると、あるけれど取り寄せになり、でももともとうちのお店では扱っていないサイズだから試着してから購入を検討するのはできない、ということだった。つまり取り寄せたら買わなくてはいけないっていうこと。Mサイズが大きかったからってSサイズがぴったりだっていう保証は、着てみなければ分からない。特に私は背も低いしついでに言うと手も短いので、袖だけが異様に長いということもよくある話。妥協する余裕はないので、あきらめました。