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ヒロタが綴る日々の出来事

広い視野を持ちながら、足下の草を食む

2009.5/8



フェルトに白く薄い布を入れた作品をよく創っています。
それに変化を持たせたいと思い、
少し前に茶色の布を仕入れていました。
今日が初めての実験日で、濃い色のフェルトと合わせてみました。
それはとても濃いグリーンで、よく黒と間違われるのですが
ちゃんと観ると確かに緑なのです。そんなグリーン。
出来たての時は作品が湿っているから、全体的に色が濃く、
フェルト部分と布部分との色の違いがよく分からず
目立たなすぎて失敗かしらと思ったのですが、
乾いてくると布の色が明るくなってきて、よい感じに。
かなりシック。とても渋いです。
皆さんの反応はわかりませんが、自分としては
やりたいイメージにまたひとつ近づいたので嬉しい。

昨日読み終えた本の余韻が強く残っていて、
今日一日そのことばかり思案してしまいました。
ぼんやりしてしまいそうになって、
あれこれと物思いに耽りそうな勢いだったので
それは今日一日の予定を終えた後の、夜に耽ろうと思い、
まめまめしく手を動かしました。
放っておくと、すぐにぼうっとしてしまうのです。
今日の日誌のタイトルは、本の中の一節から。

参加中の展覧会は10日までです。
お時間のある方、宜しければいらしてくださいね。